杉ウイメンズクリニック

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不育症、習慣流産、反復流産 杉ウイメンズクリニック | 院長コラム

第XII因子とプロテインSの検査は、活性ではなく、抗第XII因子抗体、抗プロテインS抗体の測定が重要である。

2019/06/09

当院は、第XII因子活性やプロテインS活性を測定していますが、実はこれらの検査は、正確に測定する事は難しく、熟練した検査技師と設備が必要です。他院でこれらの検査を行って結果を持参しても、当院で再検査するのは、そのためです。また、当院は、活性だけでなく、第XII因子やプロテインSに対する自己抗体の測定が可能です。当院は、第XII因子欠乏や、プロテインS欠乏が原因ではなく、自己抗体の存在が流産、着床障害の本当の原因であると考えています。これらの自己抗体検査は、AMED不育症研究班の科学研究費の援助もあり、当院の研究所で開発しました。この件は、AMED不育症研究班のHP、フイクラボでも解説されています。参照下さい。この検査は、現時点では当院でしか検査できません。
当院研究所は、第XII因子、プロテインSに関して、正確な活性が測定可能で、なおかつ自己抗体の検査もできますので、正確で最先端の診断が可能です。

fuiku.jp/fuiku/risk.html

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