杉ウイメンズクリニック

スペース スペース

不育症、習慣流産、反復流産 杉ウイメンズクリニック | 院長コラム

近 況 !!

2021/10/03

コロナも収束傾向にあり、緊急事態宣言も解除されました。皆様いかがお過ごしでしょうか。当院は、コロナ院内感染予防のため、特にエアロゾル感染を警戒して換気に努めています。診察室のCO2濃度は、かなり低めに抑えていますので、安心して受診して下さい。

先日、気分転換に久しぶりに日向薬師にお参りして来ました。ここの薬師三尊像が昔から大好きで、気が向くとお参りします。今回もアスピリン、ヘパリンのご利益を祈って来ました。横浜から車で1時間足らずで行けるので、お勧めのスポットです。以前は東名厚木インターで降りたのですが、今は伊勢原大山インターが出来、非常に便利になりました。帰りは、厚木の鰻屋に寄って帰ると言うオプションもあります。

現在、朝日新聞と読売新聞の取材が入っています。読売新聞は、「医療ルネサンス」で不育症が取り上げられます。107日から13日まで掲載予定らしいです。私は最終日に登場予定です。朝日新聞は、「患者を生きる」で同じく1週間かけて抗リン脂質抗体が取り上げられる予定です。掲載は11月予定だそうです。どちらも不育症を紹介してくれて、喜ばしい限りです。私は、「医療ルネサンス」も「患者を生きる」も、2回目の取材ですが、どちらも10年ぶりぐらいです。

1029日に日本臨床免疫学会/日本生殖免疫学会の合同シンポジウムがあり、講演予定です。抗リン脂質抗体について、主に内科医を対象に講演する予定です。また、1112日に日本生殖医学会で講演予定です。米子で開催されるので、2年ぶりにリモートでは無く、現地に赴いて講演しようと思っています。皆様にはご迷惑をおかけしますが、111213日は休診の予定です。

来年は、日本受精着床学会の生涯研修コースや、日本産科婦人科学会の生涯研修プログラムで不育症が取り上げられ、講師を務める予定です。以前は、産婦人科の中でもマイナーで肩身の狭かった不育症も、今ではすっかり市民権を得た様です。そうは言っても、まだまだ良く分かっていない産婦人科医も多いので、学会の生涯研修プログラムでしっかり講義をするつもりです。

以上の様に、マスコミを介して一般の人達に不育症を啓発し、学会を介して産婦人科医を啓発し、不育症の発展に頑張っています。

当院の2万人以上の患者さん達の臨床、研究データが、不育症診療の発展に大いに役立っています。今後も、多くの方の受診をお待ちしています。

スペース