杉ウイメンズクリニック

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不育症、習慣流産、反復流産 杉ウイメンズクリニック | 院長コラム

【メディア】不育症助成金を求める会のシンポジウムに参加しました。メディアの取材も複数あり、本日の読売新聞に院長も紹介されました。

2011/01/31

昨日、シンポジウムに参加しました。私にとっても非常に有意義でした。皆さんの体験談を聞き、外来で個々と話をするのとは異なり、「魂の試される時」について、考えさせられる場でした。読売新聞に紹介されたそうです。

www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp

私が何故、不育症助成金を求める会に賛同しているのかという質問が昨日のテレビ取材でありました。答えは非常に簡単で、不育症が私のライフワークだからです。
私は、まだ不育症という分野が存在していなかった20数年前から不育症をやっていました。医師として不育症外来を担当し、研究者として不育症の研究をし、アメリカの研究所でも不育症の最先端を走ってきました。抗PE抗体や第XII因子抗体など、世界に先駆けて新しい不育症の原因を発見し、現在の不育症診療を発展させたと自負しています。不育症専門クリニックを立ち上げたのも、この分野でも産婦人科専門医としてやって行けることを後進に示し、後に続く不育症を専門にする若き婦人科医の道を開拓するためです。現に、当院に見学に来る他大学の若手産婦人科医は何人もいます。
私もこの歳になり、不育症に苦しんでいる皆さんのために、行政に対する活動など、社会的貢献も求められていますし、それだけの発言力もあります。私は大学人を辞めてしまったので、大学教授の様な公的立場ではありませんので、公的機関に対しては発言力が弱いかもしれません。しかし、全国の大学教授とは今までの研究、臨床活動を通じて深い信頼関係がありますので、必要があれば話は通しますし、現在の私の政治活動は、大学教授には出来ない事です。大学教授とは違い、私にはしがらみが無いからです。そもそも、1年半前までは、私も大学准教授でしたので、自分のHPでこの様な意見を発信する事はできませんでした。
その様な訳で、今後も私に出来る事は協力を惜しまない積もりです。
神奈川県在住に限らず、全国の不育症に悩む方にお願いです。活動に参加できなくても、賛同してくれるだけで良いです。不育症助成金を求める会にメールをしてあげて下さい。今はまだ数十人の会ですが、直ぐに5000人ぐらいは集まるはずです。神奈川県で助成金が獲得できれば、その影響は全国に広まります。皆さんの行動を待っています。

www7.ocn.ne.jp/~fuikusho/701.html
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