杉ウイメンズクリニック　新横浜：不育症・習慣流産・子宮内胎児死亡・死産｜院長コラム

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開院２周年！

2011/05/01

本日は開院記念日です。実にあっという間でした。大学を辞め、開院に踏み切った当初の目的は、達成されています。受け入れ患者数は劇的に増やす事ができ、検査も研究所を併設する事により、その精度を飛躍的に向上する事ができました。研究も厚労省不育症研究班の研究を始めとして、大学にいた時より充実しています。今後は、診療と研究の質を上げて行きたいです。
３年目を迎え、当院不育症研究所に専任の検査技師をスタッフに迎えました。当院独自の血小板凝集能検査は、不育症の診断に非常に強力な武器になっていますが、今後も同様に、新しい不育症検査の開発に向けて努力したいと思います。研究は当院の得意分野ですから。抗PE抗体、抗第XII因子抗体の発見に続き、新しい不育症の原因を解明したいです。
不育症診断に有用であるというエビデンスのある検査を充実させ、当院の不育症スクリーニング検査で異常の無かった人には、自信を持って異常ありませんと診断できるようになる事が目標です。
原因が見つかった人は、治療すれば何とかなりますし、原因が無い人は、既に問題は解決しているのです。

最後に、私の毎日の診療風景を詩にしました。パクリですが。

「たまたまですか」っていえば、「たまたまです」っていう。
「不育症ですか」っていえば、「不育症です」っていう。
そして、
「産めますか」っていえば、「産めます」っていう。
こだまでしょうか。いいえ、新横浜。（のぞみも停まります）
SWC

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