杉ウイメンズクリニック

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不育症、習慣流産、反復流産 杉ウイメンズクリニック | 院長コラム

現在当院で、原則として全員に行っている不育症一次スクリーニング検査を紹介します。

2010/11/22

新しい検査の導入に伴い、現在当院で、原則として全員に行っている不育症一次スクリーニング検査を紹介します。日本産科婦人科学会にて提示された不育症一次スクリーニング検査から不要なものを削除し、必要な検査を加えました。今までの経験を生かし、必要最小限を吟味して決めた積もりです。もちろん、これ以外の他院にて行われている検査は、全て当院でも検査可能ですが、高価にもかかわらずあまり意味が無いと判断し、全員に行う事はしていません。
検査項目に応じて、採血の後の処理が大切で、当院では研究室が隣接していますので、皆様から採血した血液は迅速に処理する事ができます。採血した時点から時間を測り、適切な時点で低速遠心分離、高速遠心分離などの処理があり、なかなか手間が掛かります。適切な血液検査のデータを得る事は、おいしい蕎麦切りを打つのに似た熟練、こだわりを要します。

血球計算8種 (MPV含む)
PT
APTT
フィブリノーゲン
ループスアンチコアグラント (dRVVT)
抗カルジオリピンβ2GPⅠ抗体
PRL(プロラクチン)
抗核抗体
凝固因子活性検査 第ⅩⅡ因子
抗カルジオリピン抗体IgG
抗カルジオリピン抗体IgM
抗PE抗体IgG
抗PE抗体IgM
プロテインC活性
プロテインC抗原量
プロテインS (遊離型抗原量)
プロテインS (総抗原量)
free T4
TSH
グルコ-ス
ヘモグロビンA1c (HbA1c)
RPR(定性)
血小板凝集能(レーザー散乱粒子計測法)
抗フォスファチジルセリン・プロトロンビン複合体抗体
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