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新型コロナウイルスのワクチンを妊婦に接種しても良いか。 |
2021/01/30(土) |
新型コロナウイルスのワクチン接種がもう直ぐ始まります。副反応として、アレルギーの頻度はファイザー製ワクチンで0.0011%とされており、致命的な副反応は報告されていません。しかしながら、妊婦さんに対する知見は十分ではありません。日本産科婦人科学会と日本産婦人科感染症学会から現時点の提言が出ましたので、紹介します。 1. 現時点では、妊婦に対する安全性、胎児および出生児への安全性は確立していない。 2. 妊婦にワクチンを接種する場合は、その事を十分に説明の上、するべき。器官形成期の妊娠12週までは避ける。 3. 感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する。 4. 妊婦のパートナーは、家庭での感染を防ぐためにワクチン接種を考慮する。 5. 妊娠を希望する女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受ける。その場合、生ワクチンでは無いので、接種後長期の避妊は必要ない。 |
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