杉ウイメンズクリニック

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当院の患者さんで、ワクチン接種を迷っている方に当院の考えを紹介します。また、学会から「 COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さん並びに妊娠を希望する方へ」第2版が出ましたので紹介します。
2021/05/16(日)
最近、当院の患者さんから、ワクチン接種に関する問い合わせが増えています。当院の患者さんは、血栓が出来やすく、アスピリンやヘパリンなどの抗凝固療法の方針の方が多いので、ワクチンの副作用で血栓が起きるリスクに関する質問が多くあります。血栓の副作用が報告されているワクチンは、アストラゼネカ製であり、現在日本で使われているファイザー製とモデルナ製は問題なさそうです。また、アストラゼネカ製のワクチンが血栓症の副作用を起こす機序は、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)と同じらしい事が分かってきました。従って、ヘパリン自己注射経験者は、HITが起こらなかった実績があるので、アストラゼネカ製を打っても大丈夫かも知れません。詳細は、今後の研究に期待します。現時点で言える事は、HITの既往のある人や、HIT抗体陽性の人は、アストラゼネカ製は打たない事をお勧めします。

新型コロナウイルス感染症の怖いところは、血栓症を引き起こす事です。当院で抗凝固療法の方針になった人は、むしろ重症化し易いハイリスク群として、普通の人よりもワクチンを打ったほうが良いのかもしれません。ワクチンの副作用よりも感染した場合のリスクの方が高いと思います。

最近、日本産婦人科感染症学会と日本産科婦人科学会から、新しい提言が出ましたので、参照下さい。

www.jsog.or.jp/news/pdf/20210512_COVID19.pdf

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