杉ウイメンズクリニック

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不育症、習慣流産、反復流産 杉ウイメンズクリニック | 院長コラム

アスピリンの添付文書の改訂により、アスピリンを妊婦に投与した場合、羊水過少に注意する様、注意喚起があった件について。

2021/03/21

アスピリンなど、非ステロイド抗炎症薬を妊娠中に投与すると、胎児の腎機能低下及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が認められている旨、及び使用する際には必要最小限の使用とし適宜羊水量を確認する旨の注意喚起があり、添付文書の改訂指示が出されました。
先日、当院の患者さんで、低用量アスピリン療法中の方が、通院中の産科医からこの添付文書の改訂を受け、アスピリンが中止になり、当院に相談がありました。
今回の改訂は、不育症の皆さんが飲んでいる低用量アスピリンには適用されませんので、ご安心下さい。低用量アスピリンの妊娠中の投与は、今まで通りです。
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